- 「リーバイスの復刻とヴィンテージの違いが知りたい」
- 「復刻とヴィンテージの見分け方が知りたい」
こんな方へ向けて書いています。
筆者の僕は、現役の古着屋店員です。これまで数多くのヴィンテージを見分けてきました。
「LVC」というリーバイス公式の復刻ラインがあるのをご存知でしょうか?
ヴィンテージリーバイスを忠実に再現しており、一見すると見分けがつかないほど。
しかし、「内タグ」と「ボタン裏」でかんたんに見分けることが可能なので、詳しく解説します。
この記事を読めば、復刻とヴィンテージをすぐに見分けることができるようになりますよ。
主に501ジーンズの写真を使いますが、Gジャン等のジャケットも見分け方は全く同じなのでご安心くださいね。
※ヴィンテージ501の年代判別方法については「【完全版】リーバイス501ヴィンテージの見分け方【年代判別】」にて詳しく解説しています。
それではまいりましょう。
内タグで見分ける方法
まずは、左側のサイドに付いている「内タグ」を見ていきましょう。
ヴィンテージの内タグ
ヴィンテージのリーバイスには、以上のような内タグが付きます。
すべて英語で書かれているのがポイントです。
復刻・現行の内タグ
ヴィンテージにはなくて、復刻や現行だけにある表記があります。
- 日本語の文字
- 電話番号
主に上記の2つです。パッと見て分かりやすいですよね。
しかし、内タグは取れてしまっていたり、意図的に切り取られているものもあります。
その場合は次の「ボタン裏」を確認してみてください。
ボタン裏の刻印で見分ける方法
次に、ボタンの裏を見てみましょう。
パンツの場合は、ウエストのトップボタン。
ジャケットの場合は、どのボタンでも構いません。
ヴィンテージのボタン裏
ヴィンテージのリーバイスのボタン裏の刻印は、
- アルファベット1文字(例:K)
- 1ケタ〜3ケタの数字(例:6、16、524)
- 3ケタの数字+アルファベット(例:524M)
- 刻印なし
の4パターンが存在します。
復刻・現行のボタン裏
一方で、復刻や現行のボタン裏の刻印は、
- アルファベット+数字(例:J22)
- 4ケタの数字(例:4420)
の主に2パターンです。
日本企画のモデルには「J」のアルファベットが先頭に付きます。
例外あり:バレンシア製の見分け方
じつは、ボタン裏「555」だけは例外の扱いになります。
555=アメリカのバレンシア工場の番号で、1996年〜2003年の間に製造されていた復刻モデルの番号です。
- 初期の復刻モデル(LVC)
- 最後のアメリカ製
といったこともあり、人気が高いのがバレンシア製の「555」です。
3ケタの数字であっても「555」の場合は例外と覚えておきましょう。
まとめ
いかがでしたか?
復刻とヴィンテージの見分け方が分かったので、古着屋や中古品の買い物で失敗することもなくなりますね。
LVC復刻版501について知りたい方は、以下の記事へどうぞ。
»【LVC】リーバイス501復刻版の種類【シルエット比較あり】
ヴィンテージ501について詳しく知りたい方は、以下の記事へどうぞ。
»【完全版】リーバイス501ヴィンテージの見分け方【年代判別】