- 「ディッキーズの年代の見分け方を知りたい」
- 「ディッキーズのタグの種類を知りたい」
こんな方へ向けて書いています。
筆者の僕は、現役の古着屋店員です。これまで数多くのヴィンテージを見分けてきました。
ディッキーズといえば定番のワークパンツ「874」が有名です。
最近はストリート系やスケーターの間で、現行品よりもルーズなシルエットのヴィンテージディッキーズが流行しています。
この記事を読めば、ディッキーズのタグで年代を見分ける方法が分かります。
1920年代のディッキーズのタグ
1930年代のディッキーズのタグ
スワスティカタグと呼ばれる珍しいタグです。
1940年代のディッキーズのタグ
通常のアイテムにはこちらのタグが付きます。
ミリタリー物のみ「ARMY CLOTH」の文字が入ったタグが付きます。
1950年代のディッキーズのタグ
1950年代の中でも初頭のものと思われます。
1950年代以降のタグにはRマークが入ります。
現行と同様のブランドロゴが登場します。
1960年代のディッキーズのタグ
この頃から刺繍ではなくプリントタグに変わります。
1970年代のディッキーズのタグ
タグの種類が豊富になります。
1980年代のディッキーズのタグ
パンツの内タグの文字がネイビーに変わります。
通称「白タグ」と呼ばれます。
1990年代のディッキーズのタグ
ロゴ周りに白い線が入った刺繍タグが付きます。(アイテムによってカラーは様々)
内側には「圧着タグ」と呼ばれるタグが付きます。
シャツ等に付くプリントタグも同様にロゴ周りに白い線が入ります。
この頃よりアメリカ以外の生産国が増えます。
2000年代のディッキーズのタグ
ブランドロゴのタグに変更はありませんが、内タグが圧着タグではなくなります。
メキシコ製、ホンジュラス製、グアテマラ製が主流となります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
「参考になった!」と思ったら下のボタンからシェアしてくれると嬉しいです。