- 「チャンピオンの復刻版が気になってる」
- 「どんな種類があるのか知りたい」
こんな方へ向けて書いています。
筆者の僕は、現役の古着屋店員です。ヴィンテージと復刻版に囲まれた毎日を送っています。
今回は、チャンピオンの復刻ライン【True to Archives】のアイテムをすべてご紹介します。
さっそくですが、ヴィンテージより復刻を選ぶメリットは以下のとおりです。
- ヴィンテージと違い生地がしっかりしている
- オリジナルで入手困難なものが気軽に手に入る
- サイズ展開が豊富
- 経年変化を一から楽しめる
「ヴィンテージを新品から楽しむ」ような感覚です。
この記事を読めば、お気に入りの復刻版チャンピオンに出会えますよ。
True to Archivesとは?
True to Archivesは、チャンピオンのヴィンテージを忠実に再現し、完全復刻した商品ラインです。
多くのヴィンテージチャンピオンを見てきた古着屋店員の僕でも、見分けがつかないほど。
左袖にCマークが付かない「目無し」という点も、ヴィンテージ好きにとっては嬉しいポイント。
(※基本的に現行品は目付きです。)
そもそも衣料品としてもハイクオリティな作りなので、コアなヴィンテージ好きにも、古着が苦手な方にもオススメです。
では、復刻版チャンピオンをアイテム別に解説していきます。
スウェット編
①RABART(ラバート)
ヴィンテージ参考価格:?????
1938年、リバースウィーブと同時期に製法パテントを取得した幻のアスレチックシャツ。
ショルダーとボディが分かれている独特な作りが特徴です。
ヴィンテージ市場で目にすることはまずありません。
人とは違うスウェットの世界を体感したい方にオススメ。
②リバースウィーブ 1ST PATENT MODEL プリティランタグ
ヴィンテージ参考価格:?????
1938年に製法パテントを取得した、最初期のリバースウィーブ。
オリジナルと同様にプリティランタグが付きます。
フロントとバックにV型のガセットが付く「両V」仕様。
着古すごとに味が出てくる、ヴィンテージ感あふれるファーストモデルです。
両Vなど、ヴィンテージのディテールにこだわりたい方にオススメ。
③リバースウィーブ 2ND PATENT MODEL タタキタグ
2度目の製法パテントを取得した1952年のモデル。
首元のVガセットは消え、両脇にエクスパンションガセット(リブ)が付きます。
合わせやすい無地のリバースウィーブは永遠の定番ですし、最高の一着になりますよ。
クラシックなリバースウィーブを楽しみたい方にオススメ。
Tシャツ編
①七分袖 ベースボールTシャツ バータグ
ラウンド型の裾が特徴で、ゆったりと着こなしたいベースボールT。
1973年〜1982年のバータグを再現しています。
白ボディかつ野球用ユニフォームといったこともあり、ヴィンテージで綺麗な状態のものを見ることはほとんどありません。
スポーティな雰囲気がお好きな方にオススメ。
②七分袖 フットボールTシャツ バータグ
当時、元々アメフトの練習着だったものを、キャンパスウェアとしてアップデートしたTシャツ。
肩の生地は二重で、エルボーパッチが付く、フットボールTらしいディテールです。
タグは1973年〜1982年のバータグを再現。
ガシガシ着て味を出していきたい方にオススメ。
③半袖 フットボールTシャツ バータグ
1973年〜1982年のバータグを再現した、半袖のフットボールTシャツ。
一般的なTシャツよりも少し袖が長いのが特徴です。
アメカジらしいフットボールTは一着持っておきたいアイテム。
スポーツテイストやアメカジっぽさが欲しい方にオススメです。
④VネックTシャツ トリコタグ
1980年代のトリコタグが付く復刻モデルです。
ヴィンテージでは激レアなVネック仕様。
コットン88%・レーヨン12%の黄金比により、独特の霜降りの風合いを醸し出します。
Vネックで爽やかに過ごしたい方にオススメです。
⑤バインダーネックTシャツ バータグ
耐久性が高いバインダーネックを採用した、定番のヘビーウェイトTシャツ。
コットン88%・レーヨン12%の黄金比は、至高のグレー杢(霜降り)の風合いを演出。
1970年代当時のバータグを再現しています。
シンプルで”良いもの”を着こなしたい方にオススメです。
タンクトップ編
①USN リバーシブルタンクトップ
ヴィンテージ参考価格:????
U.S.NAVAL ACADEMY(海軍兵学校)向けに開発されたもの。
2色のリバーシブルが特徴で、ヴィンテージ市場では「ダブルフェイス」とも呼ばれます。
裾からチラッと見える裏生地が”ダブルフェイスらしさ”を演出します。
ヴィンテージで無地のものを見つけることは非常に困難です。
二枚重ねのため透けることもありません。
1枚でも着れて、ガシガシ着回したい方にオススメ。
まとめ
いかがでしたか?
オリジナルのヴィンテージも格好良いですが、復刻品の経年変化を味わっていくのも最高に楽しいですよ。
チャンピオンについてもっと知りたい方は、以下も参考にしてみてください。
» 【チャンピオン】復刻とヴィンテージの違い&見分け方【タグ】
» 【チャンピオン】リバースウィーブのタグで年代を見分ける方法
» チャンピオンのタグで年代を見分ける方法【Tシャツ・スウェット編】
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